私は結婚して8年間、自然に妊娠することを期待していましたが、一度も妊娠することはありませんでした。そんな私が不妊治療を決意し、1回目の人工授精(AHI)で妊娠することができました。
人工授精の成功率は一般的に5~10%と言われています。この確率の中に入れたのはなぜなのか、私の体験を振り返りながら考えてみたいと思います。
不妊治療を始める前の私状態
私の月経は生理不順もなく、毎月規則正しく来ていました。また基礎体温を測りながら排卵日を予想し、自己流でタイミングをとることもしていました。
私の場合、2~3か月基礎体温を測っていましたが、基礎体温のグラフは割と奇麗な二層に分かれていたと思いますが、高温期が若干低かったように思えます。
不妊治療クリニックへ
不妊治療を始めると決め、評判のいいクリニックへ行きました。最初に私の体の状態を詳しく調べるため、いくつかの検査を受ける事になりました。
〇卵管造影検査
最初に受けたのが卵管造影検査でした。
この検査は卵管の詰まりがないかを確認するためのもです。実は、この検査をすると一時的に卵管が広がり、妊娠しやすくなると言われています。
先生からも「卵管造影検査後の3か月は妊娠のチャンスが高まる」と言われ、期待を持って治療を進めることにしました。
卵管造影検査は子宮口から造形剤を入れてからレントゲン撮影をし、造形剤が卵管の奥まで行きわたっていれば問題ないというもので、私はこちらの検査は何も問題がありませんでした。
人工授精(AIH)への挑戦
年齢的に、タイミング療法という選択肢が自分のなかには無く、私は最初から、人工授精を選択しました。
人工授精(AHI)は、排卵のタイミングに合わせて、子宮口からカテーテルを使って直接精子を注入するというものです。
この時、私はデュファストンというホルモン補充の薬を服用していまし。デュファストンは黄体ホルモンを補う薬で、着床をサポートする役割があります。
そして、一回目の人工授精で妊娠反応が陽性に!
なぜ一回で妊娠できたのか?
振り返ると、妊娠できた要因はいくつか考えられます。
・卵管造形後の妊娠しやすい時期を活用した
・デュファストンでホルモンバランスを整えた
・排卵日を的確に把握し、適切なタイミングで人工授精を受けた
人工授精は成功率5~10%と言われていますが、一回で妊娠することも十分にあり得ます。
35歳を過ぎると妊娠率は確実に下がります、実際に私が一回の人工授精で妊娠できた年齢は34歳でした、そのあとお腹の子は死産してしまい、その後35歳からまた人工授精を数回行いましが一度も妊娠に至ることはありませんでした。
このことから言えるのは、不妊治療は一刻も早く行うこと、現在、不妊治療のクリニックの需要は高まっています、人気のクリニックは初診の予約が3カ月先なんてこともザラにあります。
不妊治療をお考えの皆さんぜひ”今”初診の予約をおこなってください。
これから不妊治療をお考えのかた、悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
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